
免疫システムを利用した遺伝子治療
担当研究室
研究の概要
私たちは、治療が困難ながんに対して、バイオテクノロジーの進展に基づく新しい治療法の開発を研究目的としております。遺伝子工学を用いて、腫瘍だけを破壊し正常な組織を傷つけないように工夫したアデノウイルス(風邪のウイルス)の開発や、免疫応答の初期相に力点をおいた細胞治療の実践などがその主なものです。本手法を用いれば、局所のがんの破壊に引き続く細胞性免疫応答を活性化し、原発巣はもとより転移巣も含めた治療を行うことが可能です。このような治療法はまだ研究段階ですが、早期に医師主導の臨床試験研究に移行すべく、他施設との共同研究を推進しております。

キーワード
遺伝子治療、腫瘍融解性ウイルス、サイトカイン、インターフェロン、抗原提示、細胞治療、臨床試験
最近の主な文献
- Tada Y et al. J Immunol 2002; 169: 2241-2245.
- Wang Y-Q et al. Int J Cancer 2003; 105: 820-824.
- Yu L et al. Eur J Cancer, 2004; 1787-1794.
- Ma G et al. Cancer Gene Ther in press.
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