第60回 Clinical Oncology Conference(COC)
1.日時;平成22年2月17日(水曜日) 午後6時~午後7時
2.場所;千葉県がんセンター 西1階テレビ会議室
3.テーマ
がん治療に直結した病理診断を目指して
―ALK関連腫瘍、特にALK陽性肺癌を例に―
演者;伊丹 真紀子 (臨床病理部 )
司会;飯笹 俊彦(呼吸器外科)
ALK(anaplastic lymphoma kinase)は1994年に未分化大細胞型リンパ腫において同定された受容体型チロシンキナーゼで、他のリンパ腫や軟部腫瘍、2007年には肺癌でもALK融合遺伝子が見つかった。2008年にはALKの点突然変異や遺伝子増幅が神経芽腫の発症に関与していることも報告され、ALK関連腫瘍は広がりを見せている。 これとともにALK阻害薬の開発も進み、肺癌に関しては海外で治験が行われている。EGFR変異同様、治療法を左右する分子マーカーとしてALKが与えるインパクトは大きいものと思われる。病理組織学においても、遺伝子変化と関連した組織学的特徴を抽出する試みが行われている。臨床病理部での取り組みや実際の症例を紹介する。
※千葉県医師会生涯教育認定講座として3単位の取得が認められています。
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