千葉県がんセンター
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第46回 Clinical Oncology Conference (COC)

1.日時;平成20年11月19日(水曜日) 午後6時~午後7時

2.場所;千葉県がんセンター 1階テレビ会議室

3.テーマ

肺癌に対する超音波内視鏡の導入と術前化学療法

演者;飯笹 俊彦 (呼吸器外科)
中島 崇裕 (呼吸器外科)

司会;石井 猛 (整形外科)

 縦隔リンパ節転移陽性と診断された非小細胞肺癌(cN2)の予後はきわめて不良です。千葉県がんセンターでは従来縦隔鏡(VAM)を用い術前縦隔リンパ節の質的診断に取り組んできました。2005年からは超音波気管支内視鏡(EBUS)を縦隔リンパ節診断に導入し、正確な術前診断に基づき総合治療プロトコールをたて、肺癌の診療に取り組んでおります。腫瘍径、腫瘍マーカー上昇、あるいは縦隔リンパ節腫大のみられる症例にEBUSによる縦隔リンパ節診断を行ない、術前縦隔リンパ節転移陽性例は化学療法を2コース施行します。一定の効果を認めたものは手術を行なうこととし、その他の症例には化学療法または放射線療法を行ないました。手術は肺葉切除ならびに胸骨縦切開をもちいたR3γリンパ節郭清を行っています。このように縦隔鏡、超音波内視鏡により正確な術前病期診断をおこない、症例ごとに治療方針をたてcN2症例の診断ならびに治療体系を確立していくことは正確な個別医療を行なっていく上で重要であると考えています。

(スライド)

コンベックス式超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)による肺門・縦隔リンパ節転移診断とその臨床応用。・リンパ節転移診断:術前のステージング、放射線化学療法の適応判断(照射範囲)、術後再発の診断、導入療法後の治療効果判定。・気道に接する肺腫瘍の診断。・縦隔腫瘍の診断:リンパ腫、胸腺腫、縦隔内甲状腺腫、のう胞性疾患、サルコイドーシス。・バイオマーカー測定への応用。診断率(2008年4月~2008年9月、87症例)感度 87.0%、特異度 100%、正診率 93.1%。

肺癌における導入化学療法の実際(フロー図)

千葉県がんセンターにおける肺がんの治療方針(2008年04月~)(フロー図)

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