千葉県がんセンター
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第690回 千葉県がんセンター研究局集談会のお知らせ

 第690回 千葉県がんセンター研究局集談会を下記の要領で開催いたします。
 多数の御来聴.御討論をお願いいたします。

演題: 正常組織幹細胞(TSC)とがん幹細胞(CSC)の開発研究と応用
Development and Application of Tissue Stem Cells and Cancer Stem Cells

演者: 安本 茂 博士(株式会社キュービオ・代表取締役)
Shigeru Yasumoto, Ph.D.
Qbio Co.Ltd

日時: 平成22年2月24日(水曜日) 午後4時30分~午後6時

場所: 千葉県がんセンター 西1階 TV会議室

要旨:  “がん細胞の発生起源”を問う事は、自己再生可能な組織幹細胞を考える事でもある。ヒト細胞の“正常→がん”への変身は、「細胞老化=分裂限界」を乗り越える不死化メカニズムとも関係が深い。例えば子宮頸癌の原因ウイルス(HPV)の標的となった細胞が、がん細胞として顕在化するまで10~15年間も潜伏出来ることは、自己再生可能で寿命の長い特別な細胞が居る状況証拠の一つでもある。そのような組織幹細胞は長く細胞生物学上の興味深い研究対象であったが、多様な組織からの分離同定と自己増幅の成功例は多くない。ESやiPSなど技術的に作成可能になった多能性細胞系の出現は幹細胞研究のマイルストーンであるが、各種組織幹細胞やがん幹細胞の実態やその特性は現在解明途上にある。それらの有用性は再生医療技術やがん治療新薬開発の標的として期待されるところである。我々のチャレンジの一端とその現状を紹介したい。

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