千葉県がんセンター
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第683回 千葉県がんセンター研究局集談会のお知らせ

 第678回 千葉県がんセンター研究局集談会を下記の要領で開催いたします。
 多数の御来聴.御討論をお願いいたします。

演題: 腫瘍免疫回避に作用するシグナル伝達経路を標的とする治療法の開発

演者: 住本 秀敏 博士(千葉県がんセンター腫瘍血液内科・外来化学療法科)
Hidetoshi Sumimoto, MD, Ph.D.
Chiba Cancer Center

日時: 平成21年11月18日(水曜日) 午後6時~午後7時

場所: 千葉県がんセンター研究局カンファレンスルーム

要旨:  癌細胞は宿主免疫系から逃避する機構を発達させて、癌免疫療法に抵抗性を獲得しているため、その機構を理解することは癌免疫療法の開発に重要である。
 癌細胞は種々の免疫抑制性分子の産生を介して直接あるいは間接的に、宿主免疫を抑制しているが、その背景には癌で活性化しているシグナル伝達経路や免疫細胞の抑制性シグナルが重要な役割を果たしている。これらのシグナル伝達経路を標的とすることにより、より強力な免疫療法の開発が可能になると期待できる。
 今回の講演では、(1)樹状細胞のSTAT3 を抑制することによる、より強力な樹状細胞ワクチン療法の開発、(2)腫瘍関連マクロファージ(TAM)における、STAT3 の抑制により、TAM の免疫抑制効果からの回復の可能性、(3)癌細胞における活性化MAPKシグナルによる宿主免疫の抑制機構と、MAPK を標的とする治療法の可能性、(4)RNAi ライブラリーを用いた新規免疫抑制性シグナルの同定に焦点を当てて、これまでの研究を紹介し将来の癌免疫療法の可能性を論じる。

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