第669回 千葉県がんセンター研究局集談会のお知らせ
第669回 千葉県がんセンター研究局集談会を下記の要領で開催いたします。
多数の御来聴.御討論をお願いいたします。
演題:
ゲノム・エピゲノム異常を指標とした肺癌の分子標的探索
Identification of novel lung cancer-associated genes from genomic and epigenomic aberrations
演者:
横井 左奈 博士
(東京医科歯科大学難治疾患研究所 ゲノム応用医学研究部門 分子細胞遺伝分野 助教)
日時: 平成21年2月26日(木曜日) 午後4時30分~午後6時
場所: 千葉県がんセンター研究局 カンファレンスルーム
要旨: 癌細胞には多彩なゲノム構造異常やエピゲノム変化が生じている。これらのうちnon-randomに生じた異常は、癌関連遺伝子探索のランドマークとなる。私達は肺小細胞癌および肺非小細胞癌のゲノムコピー数解析を行い、増幅により活性化を受ける標的遺伝子としてSKP2(5p13)、TERC(3q26)を同定してきた。現在ではin-house BACアレイを用い、肺小細胞癌における微細なゲノム構造変化を検出し、TGF-β経路を制御する分子が増幅の標的遺伝子であることを見出している。一方、ゲノムコピー数解析のみならず、アレイプラットフォームを用いてDNA上の蛋白結合領域の解析法を標準化し、E2F-1の新規標的遺伝子を同定した。今回のセミナーでは、包括的に展開してきたゲノム・エピゲノム解析により得られた知見につきお話ししたい。
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