臨床病理部のご案内
臨床病理部は手術や検査で採取された組織や細胞を顕微鏡で観察し、病理組織診断や細胞診を行う専門部門です。病理検査によってがんの診断が確定し、多くの場合、手術などの治療の必要の有無は病理診断で確定します。
当センターでは年間7000件以上の組織診、細胞診、500件あまりの術中迅速診断を4名の病理専門医を含む6名の医師が担当しており、すべての診断について専門医が確認を行っています。病理医は検査の対象となった組織や細胞について診断し、その根拠や性質(悪性度など)等を報告書にまとめます。がんかどうかの最終的な診断であり、手術が行われた場合は手術検体の病理診断報告書によって術後の治療が検討されます。
臨床検査技師は7名でそのうち5名が細胞診を専門とする細胞検査士です。細胞検査士とは正常な細胞の中からがん細胞やがん細胞に似た異型細胞などを見つけ出すことを専門業務としています。細胞検査士が見つけ出した異型細胞について最終的に判断をくだすのは細胞診専門医資格をもつ医師です。当センターの3名の細胞診専門医がすべての細胞診を確認する体制をとっており、全ての組織診、細胞診共に正確な診断を速やかに行えるよう努力しております。
また、都道府県がん診療連携拠点病院として期待される高度ながん治療を推進するため、乳がんにおけるホルモンレセプターやトラスツズマブ(ハーセプチン)感受性、悪性リンパ腫の分類やその他のがんの診断における100種類以上の免疫染色、骨軟部腫瘍などの確定診断に必要な染色体検査も行っています。

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