緩和医療センターの役割について
緩和ケアを専門に行う病棟「緩和ケア病棟」が竣工し、運営を開始して約5年ほど経過しました。「緩和」「症状緩和」という言葉はまだ皆様にはなじみが薄く、逆に「ホスピスと同じ」イコール「何もしないところ」というイメージを持っている方も多く、認知度は十分ではないかも知れません。がんという疾患の経過には、がんによる直接的な苦痛、治療に伴う苦痛、加えて仕事や家族のことなど、こころの苦痛といったさまざまな苦痛があります。それらを総合的に評価し、症状を和らげたり、問題点の解決のお手伝いをする仕組みを病院全体で考えていきます。その中で、緩和ケア病棟・緩和医療科では、身体的苦痛の緩和を専門的に行っています。緩和医療センターに入院された患者さんの症状の緩和が得られた場合は、できるだけ自宅に帰り、住み慣れた環境で過ごしていただくことを目指しています。その際には、在宅支援センターの看護師が往診医や訪問看護と連携を取り、安心してご自宅で過ごせるよう環境を整えています。
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